SACD

レクィエム(1893年版) コルボ&ローザンヌ声楽・器楽アンサンブル

フォーレ (1845-1924)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
AVCL25046
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
SACD
その他
:
ハイブリッド

商品説明

コルボ / フォーレ:レクイエム(SACD)

ミシェル・コルボ(1934年2月14日、スイス生まれ)は、合唱音楽の分野では「神様」とまで賞され、尊敬を集めている指揮者。彼がレコーディングした数々の名盤のなかでも、特にこのフォーレのレクイエムは、1972年のエラート・レーベルへの録音が、クラシックの歴史に残る名盤百選の上位にランクされるなど、極め付きの決定盤として高く評価されてきました。
 2003年の春にはリンパ腺の癌の診断を受けて演奏会をキャンセル、ファンを驚かせましたが、しかし手術と静養を経て、2004年11月には待望の復帰演奏会をスイスで行い、2005年2月には自ら創設した合唱団&オーケストラの「ローザンヌ声楽器楽アンサンブル」を率いて日本ツアーをおこないました。2月14日の東京オペラシティでの演奏会は、得意中の得意であるフォーレのレクイエム、しかもコルボ自身の誕生日ということもあり、合唱団とオーケストラと聴衆が一体になった感動的な演奏を生みました。演奏の終了後には暖かい拍手が終わることなく続く中で、オーケストラ、合唱団、そして聴衆が唱和して「ハッピー・バースデー・ミシェル!」の歌が湧き起こったそうです。
 その美しさに数多くの人が涙を流し、語り草となっている感動のコンサートをリリース。特にSACDマルチ・チャンネルでは、会場の雰囲気がひしひしと伝わってきます。
 なお、エラート盤はフル・オーケストラ版でしたが、今回の演奏では室内オーケストラ版(1893年版)を使用、一層緻密な仕上げとなっています。
 ハイブリッドSACDでのリリースです。

・フォーレ:レクイエム[1893年版]

 シルヴィー・ヴェルメイユ(S)
 マルコス・フィンク(Br)
 ローザンヌ声楽・器楽アンサンブル
 ミシェル・コルボ(指揮)

 録音:2005年2月14日 東京オペラシティ コンサートホール[ライヴ]

内容詳細

かつてコルボはボーイ・ソプラノを使ってフォーレのレクイエムを録音しており、名盤として親しまれてきたが、今回はそれを上回る精緻な美しさ。ヴェルメイユのソプラノも、純真さに深い祈りが加わった理想的な歌唱。東京オペラシティでの感動的なライヴだ。(長)(CDジャーナル データベースより)

総合評価

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この素晴らしい演奏に生で接せられた方々を...

投稿日:2013/10/30 (水)

この素晴らしい演奏に生で接せられた方々をとてもうらやましく思います。小編成の室内オケ伴奏による1893年版の演奏のため,楽器編成等,聞き慣れた演奏と異なる部分が少なくなく,聴き始めは戸惑いました。しかし,聴き進むにつれ,それらは忘れ去り,静謐なこの演奏に息をのんで聴き入るしかありませんでした。この数年の間に私の前から去っていったいくつもの親しい存在に思いをはせながら。この演奏の神々しさには,形容の言葉がありません。ライナーノートには,1972年録音のベルン響との名盤の成立についてもコメントがあり,そこにはコルボが急逝した教会音楽家の叔父に代わって指揮をとり,その記念碑として録音が残されたことが記してあります。従って,コルボによる演奏は多く出回っている商業録音などとは対極に位置しているのではないでしょうか。完成度とか解釈などを云々する次元とは異なる世界にあるように思うのです。神に向かって演奏し,私たちはそれを聴いているという。SACDの音質も素晴らしく,演奏の本質をあます所なく伝えているようです。

広島のパヴァンヌ さん | 広島県 | 不明

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録音が生々しく再現され素晴らしい。 その...

投稿日:2009/04/15 (水)

録音が生々しく再現され素晴らしい。 その分、Live特有の粗さも目立つ。この日、東京公演に居合わせた方には、特別な思い入れがよみがえり名演と思います。 1枚のDISCとして繰り返し聴くと、コーラスとソプラノ・ソロに不安定さが気になります。

goldmund さん | 兵庫 | 不明

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私も当日会場に居る幸せに恵まれました。 ...

投稿日:2007/05/20 (日)

私も当日会場に居る幸せに恵まれました。 客席が息をすることも忘れたように静まり返った、あの時間が思い出されます。 今でも聞き返すたびに、感動が蘇って涙があふれます。 当日の思い出とこのCDは一生の宝物です。

KT さん | 東京都 | 不明

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